せっかく、GO TOトラベルや、GO TO EATなど様々な施策のおかげで、飲食店にも活気が戻ってきたのに、再度の営業時間短縮の要請で、東京都を含む多くの都市の飲食店は、またしてもどん底まで転がり落ちてしまいました。
うちのお店も例外では無く、ようやく8割くらいに戻ってきていた売り上げが、一気に厳しい状況になってしまいました。
時短営業で一週間営業してみましたが、このまま行くと12月は前年比6割を割ってしまうんだろうなという感じです。
それでも、テイクアウトに力を入れたりしていたおかげで、6月とか7月の状況よりはまだましとはいえ…
稼ぎどきの12月にこれじゃあなーと考えちゃいます。
と、愚痴を言ってもしょうがないので、本題に入ります。
Contents
こんな時でも稼いでる飲食店はある!
ちょっぴりだけうっとおしいお話しますが、実は弊社の売り上げはここ最近(9月以降から)前年比を超えて推移しています。
「いや、さっきようやく8割くらいになったって言ってたじゃん」というツッコミはあると思います。
そうなんです。
お店は確かに大きく売り上げを落としています。
今年で一番売り上げが良かったのは2月。
それ以降で良かったのは10月で、GO TO EATのポイント付与の終了や、感染者拡大が叫ばれてきはじめた11月は、10月よりちょっと悪かった感じ。
1月と2月だけです。前年比を超えられたのは。
弊社の売上アップの要因は、数多くの飲食店の方からたくさんのお仕事が貰えたからなんです。
ようは、このサイトにたどり着いたお客様が、僕にホームページの制作や、補助金申請のサポートなどを申し込んでくれた事で売り上げが上がったのです。
これ、僕がすごいんだよ~というお話ではないんです。念のため。
こんなご時世の中、多くの飲食店経営者の方が「何かできることはないか」と必死に考えて、こんな状況でお店のために出来ることを探して、色々調べて僕のところにたどり着いてくれたんです。
何が言いたいかというと、それはもう皆さん必死に生き残る方法を考えて実践してますよっていうお話です。
上手くいく経営者はとにかくすぐ動く
お仕事上、たくさんの飲食店経営者の方とお会いします。
これ、本当に大変たくさん恐縮なんですが、上手くいっている人は例外なく動くのが早いです。
またそうじゃない方は、やっぱりうまくいってない方が多いです。
上手くいっている人は決断と行動が早いです。
その分、失敗することも多いでしょうが、そこも失敗と判断するのに躊躇しないし、やめちゃうまでも早いですね。
そして、たくさんの新しい知識を入れて、新しい挑戦をして、新しい経験をして、何個かやった内の一個をポーンと当てて、またその先に走っていきます。
このご時世で、来年の頭には新しいお店をオープンするんだよっていいながら、通販のページを社内で自作(楽天市場やBASEなど)して、その合間にデリバリーとテイクアウトの専門店を、ご自身で都の助成金を申請しながらオープンさせてしまう人がいます。
元々あるホームページをリニューアルして、ケータリングサービスを拡充しながら、お弁当のデリバリーを始めてしまう人もいます。
お店の名物スイーツをECサイトを使って全国に通販を始めて大人気にし、それをまた丸の内のお土産屋さんに売り込みに行く人もいます。
本当に凄いです。
尊敬しかありません。
打てる手はすべて打とう!
GO TO EATの食事券(電子マネーも)はお店で使えるようにしましたか?
GO TO トラベルの地域共通クーポンは?
自治体でやってる(例えば港区ではLINE Payで支払うと50%還元をやっています)様々な飲食店を応援してくれる施策にのっていますか?
今は感染拡大の真っ最中なので、上記の施策は一旦停止してますが、これらはただの一円も使わずに導入できます。
ちょっと調べれば誰でも始めることが出来ます。
だけど、やってない人が意外と多いんですよ。いや、かなり多いです。
知らないのか、調べないのか、知っててもあえてやらないのか、面倒だからやらないのか、それはわかりませんが、それで売り上げ下がったって文句言っても、それは自業自得でしょうと僕は思います。
来年度もコロナ対策費は必ず予算に入ります!
今年度の補助金や助成金等は、申し込み期限が過ぎたものや、予算が尽きたもの、近いうちに締め切りになるものがほとんどです。
ですが、来年度以降も必ずその類の施策が盛り込まれた予算が組まれるでしょう。
国がやっている事業や、都道府県や自治体単位で独自に行う事業もあると思います。
いつの時代も、損をするのは情報弱者です。
何も知らない、調べない、教わらない、そんな人はこの先もずっと損をし続けます。
どうか、どうか、ご縁があってこのページを読んでくれてるあなただけにはそんな思いをしてほしくないと心から願っています。