今回のコロナウィルスの流行によって、僕たち飲食店経営者は多くの補助金をもらいました。
持続化給付金、雇用調整助成金、東京都の休業協力金、最近始まった家賃支援給付金。
また、弊社で申請代行や申請サポートしている数多くの補助金・助成金事業など。
国や自治体からたくさんの支援がありました。

で、その申請の度に必要になる書類を取りに行きましたよね?
法人の場合は法務局に行って、印鑑カード(で良かったでしたっけ?)を機械に入れて、それから出たレシートもって印紙買って、呼ばれたらその印紙を貼って、登記簿(ほとんどの場合は履歴事項全部証明書)をもらうわけです。

正直これカッタルイじゃないですか。
法務局内での時間はものの10分程度ですけど、法務局って23区でも各区に一か所しかないので、遠い人は結構時間がかかります。

いや、一度に10枚とか取得してくればいいんですけど、ほとんどの申請書類の条件には「発行日より3カ月以内」の文言が…
一枚600円の書類を大量に取得して、期限内に使わなければアホくさいですよね。

ということで申請書類取得の手間を省きましょうというのが今回のお話です。

履歴事項証明書はオンラインで請求しよう!

しかも「Graffer」で請求がいい!!
なぜなら超絶カンタンなので!!

このサービスとの出会いを少々。
あるお客様の補助金申請のサポートで、申請書類でお客様の履歴事項証明書が必要になりました。
これとこれ揃えて送ってくださいね~と言ったものの、忙しい飲食店経営者の方はなかなか書類を取りに行ってくれません。
履歴事項証明書は本人でなくても(誰でも)、法務局にて取得できるので僕が(ちなみに法務局は家から5分のところ)自分で取りに行っちゃおうかな~と思ってた時に見つけました。

通常なら10分程度の取得時間ですが、最近のコロナのおかげで書類取得に来る方も多く、待ち時間も長くなっていますし、3密になりかねません。
あと単純に「行くのダルイな~」とググったのが始まりでした。そして見つけたのがこちらのページ。

https://ttzk.graffer.jp/corporate-certs

これはと思い、すぐに請求してみました。

なんと!郵送してくれるのに、法務局で直接取得(一通600円)するよりちょっと安いじゃないか!!
しかも、最短二日で到着!
支払いはクレジットカードで!!

結果…
もう法務局行かねーとなりました。

法務省のオンライン申請サイトもある!

 

ちなみにですが、法務局を司る法務省のオンライン請求サービスもあります。
もっとちなみに、前述のGrafferよりもお安いです(郵送費込み一通500円)。

それでもなぜ、僕がGrafferをおススメしているかというと…

一言で言うと「わかりにくい」からです。

https://www.touki-kyoutaku-online.moj.go.jp/index.html

上記アドレスから、一度見に行ってみてください。

やはり、サイトデザインも少々古い感じもありますし、ちょっとわかりにくいですよね?

正直言うと、しっかり見る気になれなかったので(この辺からもWEBサイトのデザインや見やすさ、使いやすさは重要ですね?)、使い方等も調べてません。
それではあまりに情報不足ということで、こちらの登録、請求、取得までをまとめたサイトさんがあったのでそちらをご紹介します。

かなりしっかり解説してくれているので、お値段も、郵送費込みで500円とお安いので、使ってみる方は参考にして下さい。

申請してからのスピードも翌日、手数料も安い、ですが、手数料の支払い方法がインターネットバンクか、ATMしかありません。
ネットバンクは全然いいとして、せっかくオンラインで請求するのに、支払いにわざわざATMまで行きたくないな~。

Grafferのサービス

まず気になるのは利用料金ですよね。

登記簿謄本の郵送は上記の通りで、郵送費込みで税込み594円です。
また、現在はコロナウィルスの影響による、窓口混雑緩を緩和するための措置として一時的にお値段を安くしているようです。

窓口で600円、法務省のサイト(登記ねっと)では500円。

こっちの方がタケーじゃねーかというツッコミもあるかと思います。
まあ、登記ネットは商売ではなく、Grafferはあくまで商売でやっているので致し方ないです。

使いやすいサイトデザイン

ただ、サイトの使いやすさ、取得申請までの分かりやすさ、使いやすさなど、圧倒的に優れています。
分かりにくいことは何一つなかったです。

本当に5分もあれば、最初のページから登録、法人検索、支払いまで済ませられました。

追加料金で速達やPDFも対応

郵送は追加料金(290円)で、速達対応してくれます。
また1628円とちょっとお高くなりますが、履歴証明書のスキャンPDFもダウンロード可能です。

今回のコロナ関連の給付金事業では、従来の紙資料での提出とともに、専用のサイトが立ち上がってました。
具体的には、持続化給付金、家賃支援給付金、感染拡大防止協力金(東京都)などです。
余談ですが、立ち上がった当初はサーバーがダウンしたり、変な不具合があったりとすったもんだありました…
オンライン申請サイトで申請書類をアップロードするんですが、その場合に使えるのがPDFなんです。

保存しておけば、3カ月の期限内なら何度も使えるので、上記3つの補助事業に使えばもとは取れますね。

印鑑証明書も取得可

登記簿と印鑑証明書はセットで取得することが多いと思います。
ただ、こちらは「電子証明書」なるものを取得する必要があります。

電子証明書とはなんぞや、と言いますと。

法人の電子証明書は正式名称を「商業登記電子証明書」と言い、登記所が管理する登記情報に基づいて登記官が行う証明であり、法人の「代表者の本人性」、「法人格の存在」、「代表権限の存在」を認証する唯一の公的制度です。電子申請時に、申請人の本人確認やデータの改ざん防止に用いられます。

とのことです。

話の本題とはずれてしまいますので、簡単に言うと、いくらかの手数料を払って電子証明書を取得すると、印鑑証明書もオンラインで取得できるよというサービスです。

Grafferでの履歴事項証明書の請求の仕方

https://ttzk.graffer.jp/corporate-certs

まずは上記URLからトップ画面の下部の赤丸の部分から、会社名を入力、都道府県を選択します。

請求する会社を選択(ここでは弊社株式会社ノースト)し、請求に進むボタンをクリック。

右上の選択した法人が正しいか確認。
必要な書類を選択し、必要に応じて速達に変更、必要な部数を+と-で決めます。

そして右下のオレンジボタン「アカウント登録して請求する」をクリックします。

任意の方法でアカウント登録します。

GoogleやLINEのアカウントでもすぐに登録できます。

その後、送付先住所や、支払いのクレジットカード情報を入力します。

金額、部数、送付先、支払いカード情報など確認して、オレンジの「請求を確定する」ボタンを押すと、完了です。

メニューから請求履歴を確認することもできます。
左下の「領収書をダウンロードする」をクリックすると、当たり前ですが領収書をダウンロードできます。

右上の赤丸で請求した日時が確認できます。

あと、請求したけど届いてない証明書が何日に届くかもメニューから確認できます。

最後に

書いてみて思ったんですが、正直説明するまでもないなというのが本音です。
それくらい分かりやすいサイトなので。

普段はそんなに、法務局にも行かないですし、履歴事項証明書も印鑑証明書も必要ないですよね。
ただ、今後もコロナ関係の給付金や、なんやかんやで必要になることが多いかもしれません。

弊社で申請サポートしている補助金・助成金事業もほとんどが履歴事項証明書と印鑑証明書は必須の書類です。

近い方はいいですが、一通書類を取得するのに、交通費かけて、時間かけて取りに行くのはバカバカしいです。
登記ネットや「Graffer」などのオンラインサービスを使って、時短で費用も安くしちゃいましょう。