飲食店のお会計の決済手段は、この一年位で大きく変わってきました。
ネット経由でのクレジット決済が主流になった3~4年前。
この一年位は○○ペイのようなQRコード決済のシェアを、各社取り合っている様相です。

記憶に新しいのは100億円バラまいた「PayPay」ですよね?
加盟店での使用であれば20%ポイントで還元する、ものすごいキャンペーンで一気にQRコード決済と言えば「PayPay」のイメージを付けました。

また、決済以外にも今年は、消費税増税、軽減税率など、飲食店(だけではないですが)を取り巻く環境は大きく変わっていく事になります。

その中でも、直接来店に結び付く、そして、僕たち飲食店側にもメリットのある事業である

キャッシュレス・消費者還元事業

について、弊社店舗で実際仕様している「楽天ペイ」での登録の説明と合わせてお送りしていきます。

直接来店に結び付くと言ったのは、この事業に登録した店舗で「アプリ決済・クレジットカード決済・電子マネー決済」等でお支払いをしたお客様は、決済額の2%又は5%のポイント還元を受けられるという事からです。

2%と5%の受けられる還元の差は、簡単に言うと、登録している事業者が大手か中小かで、大手なら2%、中小なら5%を、という僕たち中小の飲食店経営者は優遇された事業なのです。

お店側としてのメリットは、価格などで勝負できる大手よりも還元率が高いと言う事のほかにも、クレジット決済でのデメリットだった、「決済手数料の3分の1」を国が負担してくれると言う事。

実施期間は2020年の6月31日までではありますが、楽天ペイでしたら、実質手数料は2.25%程度で済むと言う事になります。

詳しいことはこちらでご確認下さい。

http://cashless.go.jp/

そんなお得な制度ですが、申し込まないとメリットを享受することが出来ません。
おそらく、すでにご利用中のクレジット決済の会社さんからメールなり来てると思いますが、申し込みから2か月ほど登録までかかるそうなので、7月中には申し込んでおきたいところです。

楽天ペイでの登録の仕方

https://smartpay.rakuten.co.jp/notice/cashless

このページから登録を始めます。

ポップアップで、「審査について」という注意事項なんかが出てきますが、同じく「登録申し込み」をクリックします。

楽天ペイの管理画面に入力する「500」から始まるショップコードと、メールアドレスを入力し、仮登録のボタンをクリックします。

程なくすると、入力したメールアドレス宛に「 キャッシュレス・消費者還元事業へ申請しましょう 」という件名のメールが届きます。
基本メールは即時届きますが、もし届かなかったら「迷惑メール」等の他のトレイも確認してみましょう。
ちなみにですが、僕がやった時は迷惑メールのトレイに届いてました。

色々規約やらチェックマークを入れ「同意」を押します。

同じくショップコード(500で始まるコード)を入れ、と加盟店ID(ほかの事業者でも申し込みしてあり、IDが発行されているのであればそちらを、初めて、もしくはまだ申し込みしているけど発行されてない場合はそのまま)を、そして、メールアドレスを入力します。

以下、お店、会社の情報を入力するページが続きます。
これだけの作業で、来店するお客様に、決済額の5%が還元、そして、自分のお店の決済手数料が約1%還元されます。

PayPay、LINEPay、auPayなど各社で同じように申し込む必要がありますが、お客様の利便性、自店のメリットを鑑みるとやらないわけにはいきませんよね?

飲食店を経営する皆様、皆様の為でもありますが、ご来店されるお客様のためにも、ぜひ登録してくださいね!!